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黒猫と竜は白薔薇に恋をする
第2章 白薔薇の騎士
カナタはうーんと唸る。さすがのカナタもまさか、段ボール箱登場とは思わなかったらしい。
「でもこれ、強い魔力感じるんだよねぇ」
暁もそこは肯定する。ある意味インパクトがあったせいで、そっちの方に気をとられていた。騎士の女はふふんと何故か得意気だ。
「それはそうよ。シーラ様が創られたものだから」
「ああ、あの偏屈」
暁は思い出し、納得する。
「確かに。こんなのシーラしかいないだろうね」
カナタも頷く。
シーラは学園王が拾ってきた、魔力で様々なものを創造できる凄腕の魔女だ。ただし。創るものはみんな変なものが多く、万人受けではない。
「八代様とキリエ様をご招待するわよ」
魔女の一撃。いや、騎士の一撃である。暁は黙り、カナタは笑顔。たいていの場合、この名を出せば大人しくなる。誰も真意は知らないらしいが。
「でもこれ、強い魔力感じるんだよねぇ」
暁もそこは肯定する。ある意味インパクトがあったせいで、そっちの方に気をとられていた。騎士の女はふふんと何故か得意気だ。
「それはそうよ。シーラ様が創られたものだから」
「ああ、あの偏屈」
暁は思い出し、納得する。
「確かに。こんなのシーラしかいないだろうね」
カナタも頷く。
シーラは学園王が拾ってきた、魔力で様々なものを創造できる凄腕の魔女だ。ただし。創るものはみんな変なものが多く、万人受けではない。
「八代様とキリエ様をご招待するわよ」
魔女の一撃。いや、騎士の一撃である。暁は黙り、カナタは笑顔。たいていの場合、この名を出せば大人しくなる。誰も真意は知らないらしいが。