この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒猫と竜は白薔薇に恋をする
第2章 白薔薇の騎士
昨日は散々だった。早めに寝床に入ったものの、精神的疲労がピークでも、なかなか寝つくことはできなかった。

暁は欠伸をし、そのまま洗面所に向かう。


「髪のセットめんどくさい……」


ぶつくさ言いつつも、慣れた手つきで整え、新しく新調された白薔薇の制服ーー白を基調にした、金色の装飾が入ったものを着てみる。


「却下」


考える間もなく、脱ぎ捨て、いつもの制服に着替える。夜色を纏い、そのまま部屋を出るとーーカナタが立っていた。相変わらず目立つ容姿だ。金髪に深蒼の瞳ーー竜の中でも、この色は高位を表すらしい。


「おはよう。黒猫君制服届いてるでしょ?オレは別に構わないけど、面白いから。向こうで洗礼受けるんじゃない?」

「それ、そのままそっくり返す」


暁はすかさず氷翠色を纏っているカナタを指摘する。これはカナタが特別発注して作らせたもので、もちろん白薔薇の制服ではない。

/21ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ