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蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…
だから高いお肉買ってもらったわけか…
「春人の為のお肉なのに、私も食べても良いのかな…」
「何言ってるん?これは茜さんに食べてもらおうと思って選んだやつやで。今回の事で茜さんにも迷惑かけたから、茜さんにも楽しんでもらいたい」
すき焼きは春人が作ってくれる事になり、最初にお肉だけ焼いて、砂糖と醤油で味付けしたものをいただいた。
「うわー、口の中でとろけるー…美味しい…関西風の作り方いいねー」
「口に合って良かった。この肉溶けるな。ご飯あるけど食べる?」
「食べる!」
その後は野菜や豆腐を入れて煮込み、普段とは違う味付けのすき焼きを思う存分堪能した。
「はあー、美味しかった‥ご馳走様でした」
「美味かったなー。ええもの滅多に食べられへんからいっぱい食べてもうた…茜さんに喜んでもらえて良かった…」
「うん、ありがとう」