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蜜な時間はあなたと共に
第4章 欲情

涙や唾液をティッシュで拭ってあげると、茜さんは両手で顔を覆った。
「茜さーん?」
「今の、グシャグシャになった顔見られたくない…」
久しぶりやから、綺麗なまま抱かれたかったんかな…
やったら、申し訳ない事したな…
優しく手を退かして、ニッと笑いかけた。
「ごめんな、ずっと触りたかったのに触れやんかったから、歯止め効かんかった。グシャグシャな顔の茜さんも好きやで?俺だけが見られるんやから」
「そうだとしても…私が嫌だから…」
「落ち込まんといて。俺はどんな茜さんも好きやからな」
ゴムを取り出し、袋を開けようとしたら茜さんが袋に手を伸ばした。
「私に着けさせて」
「着けてくれるん?やったら、お願いしようかな」
ゴムを受け取ると、亀頭に当ててゆっくり破かないよう被せてくれる。
親指が亀頭や筋を掠めると、僅かな感触にもゾクゾクする…
「きちんと着けられたね、ありがと」
お礼のキスをして、そっと茜さんを寝かせて上に覆い被さった。

