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第11章 晒け出す二人

ジンジンと火照る淫靡な熱に悩まされ、我妻は凛々子の身体をベッドに横たえ、左足を抱きかかえる体位になる。

「凛々子ちゃんっ……」

「はいっ……突いてください……奥まで欲しい……」

我妻はバチンバチンと乱暴なくらいに凛々子の中に突き立てる。
いつもと違う角度で擦れるのと、恥ずかしい格好にさせられたことで凛々子も激しく乱れた。

体位はゆっくりと変わっていき、凛々子がうつ伏せでおしりを高く突き上げる後背位の姿勢になる。

「凛々子っ!!　あぁあっ!!」

「わがつ、まさんっ!!　凄っ……ああぁっ!!　壊れちゃうっ!!」

パンッパンッと激しく、リズミカルに腰と尻のぶつかる音が鳴る。
後ろから責められる凛々子が振り返り、我妻の顔を見詰める。
トロ顔の凛々子に我妻は堪らずにキスをする。

我妻の亀頭から竿の根元まで陰茎全体を凛々子の膣肉が甘噛みするように圧迫する。
きつすぎず、力の入れどころ抜きどころを心得た凛々子の膣内に我妻は酔いしれていた。

キスをしながらの後背位は体勢がきつく、いつまでも保てない。
二人は挿入が抜けないように注意して、キスも解かないように密着したまま体位を変える。

抜けたらまた挿せばいいだけの話なのだが、いっときでも繋がりを解きたくないという強いこだわりがそうさせた。