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借金のカタに妻を差し出しました
第3章 借金のカタになります
瑞樹は、ホックを外し、ファスナーを降ろしズボンを下にずらした。

「下着も、降ろして下さい。」

そのまま降ろそうとしても、引っかかって降りない。

「無理に下に引っ張ってもダメですよ。」

瑞樹は、気付いて下着のゴムを前に引っ張り降ろした。

「次は、握ってみて下さい。何を握るかは、判るよね。」

瑞樹の手は恐る恐る、矢那の陰茎を右手で包むように軽く握り、熱い体温を感じた。

「上から下まで、長さを確認して下さい。」

右手を上へと滑らし先端までの長さを手で確認した。

「どうですか?」

瑞樹は「大きいです。」と、答えた。

「ご主人と比べてどうですか?」

また、同じように「大きいでです。」と、答えた。

「もっと、具体的にお願いします。太さはどうですか?」

瑞樹は目隠しされた、目を伏せながら「太いです。」と、答えた。

「じゃ、長さは?」

「長いです。」

「ご主人以外のモノと比べてどうですか?」

瑞樹は首を振り、「主人以外は、知りません。」と答えた。

「そうですか。本当にご主人より、大きいですか?」

「はい。」と瑞樹は頷いた。瑞樹の言葉に嘘は無かった。

矢那は握らせたまま、瑞樹の右に回り、右手の指でポニーテールの結び目をはさみ、瑞樹の唇を陰茎に押しつけた。

「舌を出して舐めて下さい。」

和明は矢那が身体をずらしたおかげで、瑞樹が陰茎に舌を這わせるのを、目の当たりにした。

「ご主人以外のモノを舐めるのはイヤですか?」

舌を出しまま、首を少し横に振り答えた。

「正直に言ってもいいんですよ。僕も他人のモノを舐めさせられた時はイヤでしたから。」

瑞樹と和明は今の言葉に耳を疑った。

矢那は、和明の方を見つめながら言葉を続けた。

「僕は、高校を卒業して働いて、20歳の時に商売を始めて、21歳の時に失敗しました。」

矢那は、瑞樹を離して話しに集中させた。

「その時、助ける代わりに舐めてみろと言われて、舐めて、咥えろといわれて、咥え、飲めと言われて飲みました。でも、助けてはくれませんでした。それから、ホームレスになり、また一から始めて今があります。」

矢那は、瑞樹の頭を撫でながら、和明への視線を外す事はしなかった。








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