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借金のカタに妻を差し出しました
第4章 借金のカタになります2
瑞樹の意識を失っていたのは、そう長く無い時間だった。

仰向けの矢那の上に、瑞樹はうつ伏せに厚い胸板を枕にしていた。

瑞樹の下腹部には矢那の太く反り返ったモノが挿入されたままだった。

矢那の鼓動を聴きながら、瑞樹は口を開いた。

「すごいのね。自分でも驚いちゃう。」

矢那は黙って瑞樹に視線をやった。

「私は充分だから、次は矢那君が気持ちよくなって。」

「君が気持ちよかったら、それでいいよ。」

「そんな。矢那君ずるい。」

瑞樹は両手を矢那の両肩に置き身体をおこした。

その時、瑞樹の下腹部から全身へ刺激が走った。

刺激は瑞樹を悦楽へと導くもので、瑞樹の身体は更なる刺激を求めた。

身体が勝手に、膝を屈伸させて、ぎこちない動きで矢那を求めた。

瑞樹は自らの意思に反する身体に戸惑っていた。

「イヤッ、なんで・・・勝手に・・・」

瑞樹は、なぜ身体が勝手に動くのか理由は判るが、わずかな理性が拒んでいた。

ぎこちない動きでも、刺激された蜜壺は、蜜を湧き出し、蜜壺から溢れた蜜は空気と混ざり音を立てていた。

その音に気付きながらも、瑞樹の理性は必死に抵抗をしていた。

その姿見て、矢那は「手伝ってあげますよ。」と、言って、矢那は手を伸ばし、開いた花弁から少し覗いた花芯に指先を近づけた。

その瞬間、瑞樹の髪は宙を舞い、上体を起こし、背中を反らせ、腰を前後に振るわせて、天井に喘ぎ声を放った。

そのままの姿勢で果てた瑞樹は、また身体を矢那の上に横たえた。
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