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第5章 瑞樹の決意

「でも、その苦労のおかげで私達は、助けてもらえるんだから、矢那君の思う通りにして。」

瑞樹は矢那に抱きつき、耳許で囁いた。

「すごく気持ちよかったの・・・矢那君にも気持ちよくなって欲しいの。」

瑞樹は唇を、矢那と重ね合わせた後、再度耳許で囁いた。

「ベッドに行こうか。」

瑞樹が立ち上がると、矢那は瑞樹を両手で抱え上げ、もう一つのベッドルームへと進んだ。

「ねっ、制服着たままでしようか？あの頃に戻った気分で。」