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第1章 人妻緊縛倶楽部　1－4

倶楽部のスタッフと登録されている男性会員が

女性会員の求めに応じて女性会員の望むあ

らゆるマゾヒスティックなプレイに奉仕す

ることとなっていた。

「いくら趣味とはいえ、わざわざ縛られる

のが好きと言うのが良く分からない」

　鼻白むように言う健人の言葉はあたし

には聞こえてこなかった。50インチの大型

スクリーンの中で色白で肉感的な女性が

身体に絡みついた縄で括られ始めた時、

あたしの心臓がとくんと大きく弾むのを

感じる。あたしは昂ぶり始めていた。

「おっ、これはちょっと感じるなあ」

　健人も女性の身体に縄が掛けられて

いる姿に惹かれている。女性の身体の前面

に綺麗な菱形の模様が作られるように縛

られた姿には、官能的な美しさと淫靡な

秘密の快楽の香りが漂う。健人はどう感

じたか分からないけれど、あたしには刺激

が強すぎる。秘芯が濡れ始めているのを感じた。