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人妻緊縛倶楽部
第7章 人妻緊縛倶楽部 10-
今日の所は違う女性にしておこう、そういう気持ちに

なるのは見え見えだった。

相原専務もそう言う心の動きは重々承知の上で桃花さ

んとあたしの二択を迫っている。

あたしが田上所長たちの手で嬲られるのを最初から

目論んで事を運んでいた。

 田上社長があたしを指名した瞬間、やっぱりと思い

ながらあたしはくらくらと眩暈を感じた。

これからこの衆人環視の様な状態の中であたしは縛られ

て緊縛プレイの生贄として晒し物になるのだ。

そうしてそれを想像して昂ぶっているあたしがいる。

あたしは淫らな欲望に取りつかれた淫婦だ。

この状況でも当初嫌だと思っていたのに、もう今では

昂ぶりを感じて興奮してきている。

せめてあたしが宮園の妻だと分からないようにしなくては。

「それじゃあ、縄を使います」

 両手を括られてステージの上から下がって
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