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人妻緊縛倶楽部
第8章 人妻緊縛倶楽部 11-
きしめた。

あたしの中の健人は達しておらず固いままゆっく

りと抽送を繰り返している。

「健人まだなのよね、キスして良い?」

 健人の答えを待たないであたしは身体を起こし

健人を仰向けにしてその脚の間に身体を進めていく。

目の前に逞しい怒張が濡れて聳えている。

顔を寄せると仄かにあたし自身の香りがした。

「舞はいったの?」

「うん」

 嘘だった。

いや、確かに達してはいた。

だがそれは身体を震わせるような目がくらむよ

うなオルガスムスではなかった。

「だから健人にも気持ち良くなって欲しいの」

 理由は分かっていた。

相原専務の大きなペニスの刺激に体が慣れた訳

ではなかった。

刺激の質だと思った。

夫に秘密の行為、常に背徳にまみれて緊張感を

感じるセックス。

複数の男性に犯される刺激。縄で縛られて拘束さ
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