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人妻緊縛倶楽部
第9章 人妻緊縛倶楽部 12-
その言葉を聞いたのだろう。ああっ、そ

れは何時の事なのだろう。

「どうやら宮園さんあなたには何も言っ

てないみたいね。

それってどう言う事なのかしらねえ」


 何も言えない。返事もできない。

混乱していて何をどうすればいいのか、

何も考えられなかった。

桃花さんに言われた事も、その内容に

ついてもなぜ何も聞かないのか。

「ど、どうしてそんなことするんですか」

 かろうじて、絞り出すように言ったあ

たしに桃花さんは吐き捨てるように言葉

を投げつける。

「邪魔なのよ、あなたが邪魔で、鼻につい

て、あたしの前から消えて欲しい。それだけよ」

 身体にぐさぐさと突き刺さる様な言葉

の凶器。この人はあたしに何を言っているのだろう。

「最初から気に入らなかった。ゴルフ場で

これ見よがしに見せるための下着を着て来て、
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