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人妻緊縛倶楽部
第9章 人妻緊縛倶楽部 12-
「人妻緊縛倶楽部にはまっているお医者

さんにね、ちょっと頼んで処方してもら

った薬をさっき飲んだコーヒーに入れたの。

眠くなるでしょ。

多分重篤な事にはならないと思うけどさ」

 あたしの身体は重く沈んで意識が途切れた。




暗く沈んだ水の底から起き上がる様に意

識が戻ってくる。

あ、あたしどうしたんだろう?


そうだ桃花さんにコーヒーに変な薬入れら

れて、身体が重くなって、それでどうしたんだろう。

起き上がろうとして身体の自由が利かない

事に気付いた。

「目が覚めた?そろそろ気が付く時間だ

と思った。お目覚めはいかがかしら」

 丁寧でそれでいて悪意に満ちた声。

身体が動かない理由はすぐ分かった。

着ていた服も下着も全て取り去られ、

両腕は後ろに括られ
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