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遅すぎる初恋
第20章 報告
家に着くと紫音はソファーへなだれ込むように倒れる。
「やっと終わったー!!」
「紫音お疲れさま」
ソファーの前に座り、紫音の頭を撫でてやった。
ホントお疲れさま。
紫音がその手を掴み、じっーと見てくる。
「な、何?」
「何でもない。無自覚で可愛いことするのホントやめてよね」
そのままギューっと。
体勢を崩した俺は紫音に抱きしめられていた。
「社長に許可もらったから、これからは和哉と一緒に仕事できるよ。本当は今のところは3年で終わりの予定だったんだけどね」
「えっ!? そうだったのか!?」
「公私共に和哉といたいからね。だから、必死になりすぎてあまり周りを見てなかった。和哉にも不安にさせちゃったし、ごめんね」
至近距離で見つめられながら、髪を撫でる。
「そのことはもういいよ。俺は紫音とずっと一緒にいれるってわかっただけですごい嬉しいから」
見つめられてるのも言うのも照れ臭くて紫音の胸のあたりに顔を押し付ける。
「ねえ和哉。オレとこの先ずっと、和哉がオレに飽きない限り、一緒にいてくれる?」
「飽きるわけねえよ」
「じゃあ、オレと一生一緒にいてほしい」
驚いて顔を思い切りあげた。
それはつまり……。
顔が熱くて真っ赤になってるのが嫌でもわかる。
「俺も。紫音とずっと一緒にいたい」
恥ずかしすぎて俯く俺の頭をポンポンと優しく撫で、触れるだけのキスをする。
「やっと終わったー!!」
「紫音お疲れさま」
ソファーの前に座り、紫音の頭を撫でてやった。
ホントお疲れさま。
紫音がその手を掴み、じっーと見てくる。
「な、何?」
「何でもない。無自覚で可愛いことするのホントやめてよね」
そのままギューっと。
体勢を崩した俺は紫音に抱きしめられていた。
「社長に許可もらったから、これからは和哉と一緒に仕事できるよ。本当は今のところは3年で終わりの予定だったんだけどね」
「えっ!? そうだったのか!?」
「公私共に和哉といたいからね。だから、必死になりすぎてあまり周りを見てなかった。和哉にも不安にさせちゃったし、ごめんね」
至近距離で見つめられながら、髪を撫でる。
「そのことはもういいよ。俺は紫音とずっと一緒にいれるってわかっただけですごい嬉しいから」
見つめられてるのも言うのも照れ臭くて紫音の胸のあたりに顔を押し付ける。
「ねえ和哉。オレとこの先ずっと、和哉がオレに飽きない限り、一緒にいてくれる?」
「飽きるわけねえよ」
「じゃあ、オレと一生一緒にいてほしい」
驚いて顔を思い切りあげた。
それはつまり……。
顔が熱くて真っ赤になってるのが嫌でもわかる。
「俺も。紫音とずっと一緒にいたい」
恥ずかしすぎて俯く俺の頭をポンポンと優しく撫で、触れるだけのキスをする。