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遅すぎる初恋
第2章 告白
えっと……?
ドストライクって、言った?
好みって…、俺のこと?

念のため、周りを見渡してみたが、ボヤけた視界じゃよくわからない。
ただ、先程確認した感じでは、ここに残ってるのは俺と彼のみ。

だから。
俺に向けて言われたということは一目瞭然なんだけど。


「え? 意味わかんないんだけど、俺、男だよ?」

まさか女とは思われてないだろうけど、念のために一応確認するように言葉にしておかなきゃ、思考がついていかない。

外された眼鏡を元のようにかけられ、視界がクリアになる。
かなり近い距離にいる西園寺は、何を考えているのかわからない満面の笑みを浮かべる。

「そんなこと言われなくても分かってるよ」

クスクス笑いながら、口元だけ笑みを残し、ジッと見つめられる。

「オレね、バイセクシャルなの。つまり、好きの対象は女だったり男だったりなのね。宮内先輩はオレが会った中で一番好みにピッタリ」

いやいやいやいや。
今日初めて会った人に俺のことなんてたかが知れてるけど、25年生きてて、好みだなんて言われたことないから!!

見た目の野望ったさや、長身の女性のような体型とか、好かれる要素なんて全くないんだけど!?
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