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遅すぎる初恋
第2章 告白
「まぁ今は信じなくてもいいよ。それより早く行かないといけないよね。先輩、その話はまた今度じっくりとね」

そう言うと、荷物をまとめて部屋を出る。
俺も慌ててその後を追って行った。



居酒屋に着くと、課長やら他の上司たちが待ちわびていた。
なにせ、今日の主役がいないんじゃ始められないし。

「西園寺、遅かったな。仕事は大丈夫だったか?」

課長と主任の隣へと促された西園寺は荷物を置きながら、シレっとウソをつく。

「すみません。僕がミスしちゃってて、宮内先輩に直してもらってました」

何だよ。その出来すぎた嘘は。
課長と主任の前には、大垣先輩と山下先輩(大垣先輩のさらに先輩)が座っていて、俺はその隣(西園寺の前)に座らされた。

人付き合いもあまり得意ではなく、正直この席は苦痛でしかない。

「ふぅん。2年間、後輩いなかったけど、しっかりと先輩になってるんだな」

課長が俺を見ながらニヤニヤと笑う。

あー! ホント、マジこの席は最悪。
西園寺がどうだかわからないけど、酒に弱い俺はこの酒豪たちに囲まれているのも地獄のようだ。
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