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遅すぎる初恋
第13章 同棲
紫音の服を脱がしてキスしながら、胸の突起を指で弄る。
そうすると、短い吐息が漏れるから、その声をもっと聞きたくて、舌で舐める。
さっきよりも短い間隔で聞こえる声。

「紫音、ここだけでイケる日が来そうだね」

言葉でイジメるのは好き。命令すんのは嫌だけど。

「和哉のバカっ!! そんなこと言うなぁぁ」

いつも完璧でどっちかというと見た目よりもだいぶ男らしい紳士的な紫音がこの時だけは、高めの声で甘えるように言うから、それが可愛くて仕方ない。

長く紫音を堪能したくて、上半身しか愛撫しない。
時々顔を見下ろすと、ひたすら我慢してるのが俺の攻め冥利につきる。

「どうしてほしいか言って」

耳元で言うと熱のこもった視線で俺を見る。
それがすげえゾクゾクする。

「前、触って」

「前だけ?」

「後ろも……触ってほしい」

「エロ……」

手にローションをたっぷりつけ、紫音の後ろを解す。
卑猥な音が部屋に響く。
ソファーの手を置くところをぎゅっと握り、腰を浮かすのは感じてきている証拠。

「あ、ん、ん、ん、んぅぅ、あ、ん、あっん、」

「気持ち、いい?」

「んっ、ふぅっん、き、きもち、ん、ん、あ、ん、」

「もう、挿れたい」

紫音の喘ぐ声を聞いてるだけで、俺のモノが硬く反り上がる。


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