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遅すぎる初恋
第14章 離れる
舌で身体中を愛撫しながら、太ももの内側を撫でる。

「っん、ん、」

太ももを触っていた手がズボンの上から俺のモノを撫でる。
すでにそれはキツくて。

それに気づいた紫音がズボンを脱がし、直接触る。
ヤバい。気持ちいい。

先端からの先走り液を舐め、口に含む。
下から上、裏筋をゆっくり舐める。

「はあ、ん、しおんっ、ん、」

気持ち良くてイキそうになってたら、後ろの入り口を指で撫でるように触る。
前を手で動かしながら、唾液で濡らした指で後ろを弄る。

「っん、ふっ、ん、」

「痛い?」

「ん、まだへーき」

「このままじゃ入らないから、ちょっと待ってて」

そう言うと、しばらくしてローションを持ってきた紫音が手にたっぷりとつけて、少しずつ指を入れていく。

「ん、っん、っん、あ、ん、」

すげえ違和感。
痛いのとは違うけど。

「しお、ん、キス」

入り口だけに指の出し入れをしながら、夢中でキスをする。
グッとさらにゆっくりと奥へ入る。

「っっっっんーー!!!」

「和哉、大丈夫だから。力抜いて」

耳元で優しく言われ。
でもそれが難しくて……。

「あっ、はっ、んっっっっーーーー!! 」

「ココ、良かった?」

「わ、わっかん、ね、へ、んな、かん、じ」

おそらく前立腺というところに当たったんだと思う。
さっきまでの違和感はだいぶマシになり、ほんの少し快感。

俺の良いところを見つけた紫音はそこを執拗に攻める。

「っっん、あ、あ、はあ、ん、ん、や、い、イクっ、イキそっ、ん、んっ、んっ、」

「かわいっ! 今日はここまでね」

俺は生まれて初めて後ろだけでイった。
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