この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お良の性春
第5章  波乱万丈 若後家 恋の旅立ち
 清兵衛は亡くなったお美津を思い出した。
 食の細いお美津の胸はあばらが浮いて、いかにも労咳の体つきだった。
 それに比べて、豊満なお良の体。
 清兵衛はうれしかった。
 その乳の先には飛び出た乳首。
 清兵衛は乳首を口に含んで吸った。

 「あう、あう、あうんっ」

 商家に「寝屋の戒め」はない。
 ここは連れ込み、窓の向うは大きな池だ。
 思いっきり声を上げてもいい、と思いつつも、体に染み付いた戒めがお良の声を抑え込む。

 「嬌声漏らすべからず」 戒めを思い出すお良。

 「うう、清兵衛さん、堪忍してぇ。そ、そんに吸われたら・・・・」

 とお良は必死で口を塞いで声を抑える。

 「そうかいそうかい。そんなにいいかい」

 口を押さえて悶えるお良の姿がいかにも塩らしくて、清兵衛も堪らない。

 「あぅっ」
  
 銚子を二本口移しに飲み干し、乳繰り合いながらアサリの佃煮とアナゴの天麩羅を平らげると、清兵衛は立ち上がって襖を開けた。

 部屋の真ん中に派手な布団が敷かれていて、枕が二つ並んでいる。
 清兵衛が帯を解くとお良が着物を畳んで隅に重ねる。
 お良が立ち上がって、今度は自分の帯を解くと、すかさず清兵衛が抱きすくめて口を重ねた。

 酒が回わり、お良は目が回って、そのまま重なるように二人は布団の上に崩れた。

 肌襦袢の裾が乱れ、そこから清兵衛の手がスーっと入ってお良の内モモに触れる。

 思わずお良が股間を閉める。

 閉めた内股の間に、清兵衛のごつごつとした手の感触。

 内モモの柔肌は嫌でも刺激されて、お良の体に刻み込まれたあの快感が目覚めていく・・・。

 腰巻を押さえ、恥部を隠そうとするお良の手を払いのける清兵衛。
/119ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ