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お良の性春
第6章 大江戸炎情 乱交の喜び
「その時ですよ。今度はお雪の陥没形の乳首がピョコンと立って肌襦袢を突き上げたんだ」
「と言うことは、お雪さんの乳は陥没勃起型・・・・」
清兵衛の目がジーッとお雪の胸に注がれる。
「まあ、それが縁でお二人は結婚したの。合コン大成功だったのね」
といった調子で、何しろ両者、新婚同士。「下」の話には事欠かない。
「しかし、龍之介さん、いくらお良が美しいといっても、お雪殿の美しい肌にはかないませんよ」
「イヤイヤ、そんなことはない。わたしは両方の裸を見ている。そなたの嫁のほうが間違いなく美しい」
「もう、いやらしい。いつまでも昔の話を持ち出さないで下さい」
お良は顔を赤らめて龍之介を制した。
「お良ちゃん、うちのは本当はあなたが好きなのよ」
お雪が、耳元で呟く。
「ウッソー。でも、なんか、話し聞いてると、清兵衛さんはお雪ちゃん贔屓ね」
「男は、隣の芝生の方が青く見えるのよ」
「そんなところかしら。男は新しい方がいいのね」
とか何とか男心を評しながら、女二人の心にもどこか似たような気分が漂っていた。
龍之介の無骨な侍らしい振る舞いが、どこか初恋の源一郎を思い起こし、怪しくお良を誘う。
(龍之介様は男ネ・・・)
一方、お雪は、夫とタイプの違う清兵衛の優しい洗練された立ち振る舞いに魅了されていた。おまけに、役者のような細面のイケ面である。
(東男って素敵・・・)
すると、カルタ会のエピソードにいたく刺激された清兵衛が、なにやら面白そうな話を始めた。
「と言うことは、お雪さんの乳は陥没勃起型・・・・」
清兵衛の目がジーッとお雪の胸に注がれる。
「まあ、それが縁でお二人は結婚したの。合コン大成功だったのね」
といった調子で、何しろ両者、新婚同士。「下」の話には事欠かない。
「しかし、龍之介さん、いくらお良が美しいといっても、お雪殿の美しい肌にはかないませんよ」
「イヤイヤ、そんなことはない。わたしは両方の裸を見ている。そなたの嫁のほうが間違いなく美しい」
「もう、いやらしい。いつまでも昔の話を持ち出さないで下さい」
お良は顔を赤らめて龍之介を制した。
「お良ちゃん、うちのは本当はあなたが好きなのよ」
お雪が、耳元で呟く。
「ウッソー。でも、なんか、話し聞いてると、清兵衛さんはお雪ちゃん贔屓ね」
「男は、隣の芝生の方が青く見えるのよ」
「そんなところかしら。男は新しい方がいいのね」
とか何とか男心を評しながら、女二人の心にもどこか似たような気分が漂っていた。
龍之介の無骨な侍らしい振る舞いが、どこか初恋の源一郎を思い起こし、怪しくお良を誘う。
(龍之介様は男ネ・・・)
一方、お雪は、夫とタイプの違う清兵衛の優しい洗練された立ち振る舞いに魅了されていた。おまけに、役者のような細面のイケ面である。
(東男って素敵・・・)
すると、カルタ会のエピソードにいたく刺激された清兵衛が、なにやら面白そうな話を始めた。