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お良の性春
第1章 好色歌留多 裸地獄

宴たけなわとなった頃、源一郎が、「そろそろカルタを」と、この日のメイン・イベントの開会を宣言。
並べられていたお膳を片付け、座敷の中央にカルタが並べられた。
「きょうのカルタ取は、少し趣向を変えて男女対抗戦で行きましょう」という。
さらに、「対戦者はくじ引きで選び、一対一の代表戦」
ここまでは当時のままある競技形式だったが、参加者があっと驚いたのは、その後に付け加えられたその日の「特別趣向」だった。
「カルタ一枚取るごとに、負けたものは、着ている着物を一枚づつ脱ぐこと。決着は男は褌、女は腰巻を取るまで」
座はどよめいた。
言うなれば「野球拳式カルタ会」である。お座敷遊びの余興ならともかく、そのようなことが出来るわけがない。
提案者源一郎も「少しマンネリ化したカルタを面白くしたい」とぼんやり考えていたのである。その時ふと頭に浮かんだのが、この一計。
無理か、無理だろう。男どもはともかく、娘たちが首を縦に振るはずがない。しかしだ、仮にも話がまとまれば、娘の中に一人二人襦袢を脱ぐものが出るかもしれない。
源一郎の脳裏に良からぬ邪念が鎌首を持ち上げる。
だが待てよ。カルタは娘の方が強い。己の思惑より、その逆パターンの方がよほど可能性が高い。
負けて褌一丁か・・・。
そんな情けない妄想に取り付かれている源一郎の目の前に、チラリとお良の腰巻姿が浮かんで消えた。
並べられていたお膳を片付け、座敷の中央にカルタが並べられた。
「きょうのカルタ取は、少し趣向を変えて男女対抗戦で行きましょう」という。
さらに、「対戦者はくじ引きで選び、一対一の代表戦」
ここまでは当時のままある競技形式だったが、参加者があっと驚いたのは、その後に付け加えられたその日の「特別趣向」だった。
「カルタ一枚取るごとに、負けたものは、着ている着物を一枚づつ脱ぐこと。決着は男は褌、女は腰巻を取るまで」
座はどよめいた。
言うなれば「野球拳式カルタ会」である。お座敷遊びの余興ならともかく、そのようなことが出来るわけがない。
提案者源一郎も「少しマンネリ化したカルタを面白くしたい」とぼんやり考えていたのである。その時ふと頭に浮かんだのが、この一計。
無理か、無理だろう。男どもはともかく、娘たちが首を縦に振るはずがない。しかしだ、仮にも話がまとまれば、娘の中に一人二人襦袢を脱ぐものが出るかもしれない。
源一郎の脳裏に良からぬ邪念が鎌首を持ち上げる。
だが待てよ。カルタは娘の方が強い。己の思惑より、その逆パターンの方がよほど可能性が高い。
負けて褌一丁か・・・。
そんな情けない妄想に取り付かれている源一郎の目の前に、チラリとお良の腰巻姿が浮かんで消えた。

