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お良の性春
第3章   悶絶 寝屋の戒め四ヶ条
 (今宵の源一郎様は何をなさるおつもりか)

 いけない。お良は体に火照りを覚える。

 (恥ずかしい、あたしとしたことが真昼間から、寝屋のことを)

 いつの間にか、お良は生家の店先に立っていた。

 「お良様、お帰りなさいませ」

 気が付いた手代たちの目が一斉にお良に注がれる。

 (心中を気取られはしまいか)

 お良はあわてて奥に消えた。
 座敷に上がると、母への挨拶もそこそこお良は畳みの上にごろんと横になった。

 「ああ疲れた」

 母はお良を思って席を立った。

 お良は眠りに落ちた。深い深い眠りだった。
 また今宵、源一郎との愛の営みが待っている。
 その激しい情交に備え、お良は眠むった。

 お良が処女喪失の痛みを終え、さらに深く女の性の喜悦を知る時はすぐそこに来ていた。
 そのとき、お良は「性春」を卒業する。
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