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お良の性春
第4章  寝屋騒然 猛攻四十八手 新妻肉欲の目覚め
 しかし、時すでに遅く、寝間着は源一郎の手ですっかり脱がされて、お良はすでに全裸。
 背を向ければ、源一郎の手が背中を撫でる。

 「綺麗だ。まるで白い磁器のようにすべすべして、そのくせ柔らかで温かい」

 源一郎の舌がまるで背肉を吸い取るように舐め回すから堪らない。

 「あっんっん」と思わずまた声が漏れ・・・・。

 「源一郎様、お約束してくれなかったら・・・・あっん」
 「分かった。分かったから、話は終わりだ」

 源一郎の舌が背中から脇腹へと舐め回す。
 お良の体にはあっという間に火がついて燃え上がる。
 昨夜の痛みなどどこへやら、股間も再び甘い疼きにヒクヒクと蠢き出す。
 体中の肉が媚びるように源一郎の愛撫を求め、慎ましく閉じていた淫唇もおのずから緩み始める。

 肉欲の歓びにお良は我を忘れていくのであった。
 
 (ああん、もう、もう濡れてきた。熱いわ)
 
 「源一郎様・・・、い・じ・わ・る」お良は早くも息絶え絶えである。
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