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お前と、俺と・・・。
第12章 幸せと不幸せの狭間
朝、私達はのんびり過ごし、お昼近くまでゴロゴロ。
だって…昨夜、凄く激しかったんだもん////
そろそろホテルに行こうと準備をしていると、メール
の着信音
ん?誰?…知らない人?
開いてみると、そこには…仁実の名前が!!
「彩、ごめんね…突然だけど、携帯変えました。
番号も、全て変えたの…今度、またゆっくり話すね!
取敢えず、連絡まで…仁実」
仁実…何があったの?
「仁実、大丈夫?何かあったんだよね?
ゴメン、今、東京なの…帰ったら会おう!」
送信…
「仁実ちゃん、どうかした?」
「わかんない…アドレスも番号も、全部変わってる
何かあったんだよね…仁実、大丈夫かな」
「彩・・・大丈夫!きっと、仁実ちゃん大丈夫だから
帰ったら話を聞いてあげなよ・・・なっ!」
「うん…そうする…」
どうしよう…気になって、頭が回らない。
ヒデと一緒で嬉しいのに…幸せなのに…
仁実…
一人で、何か悩んでいるんじゃない?
一人で、何か抱え込んでるんじゃない?
一人で、たった一人で…泣いているんじゃない?
仁実は一人じゃないからね
みんな、いるんだからね
それだけは、忘れないでね…