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お前と、俺と・・・。
第12章 幸せと不幸せの狭間
「彩、明日なんだけど・・・ホテルに泊まろうかな
って思って、実は予約してるんだ!!」
「えっ…本当に?いいの? 私、ここに泊まれるだけ
でよかったのに…なんか、ごめんね…」
「何言ってんだよ! こんな時位、カッコつけさせ
ろって」
「うんっ…ありがとう。ねぇヒデ、さっき外で話し声
聞こえてたのって…前に来た時、ヒデと一緒に居た人
?」
「ん?あー・・・川崎ね!同期なんだ、男みたいな
奴だよ!」
「あっ…そうなんだ、そっか、そっか…」
「何、何ー?彩ちゃん、ヤキモチってやつ?」
「ちっ、ちがうし…//// ただ、声が聞こえたから
聞いてみただけだし…」
「ふーん・・・ヤキモチ、妬いてくれねーんだ
なんか、残念」
「…」
「嘘、嘘っ・・・本当に、単なる同期だぜ!
彩に、よろしくって言ってた・・・」
「そっか…川崎さんって、きれいな人だったよね。
私、初めて見た時、ヒデの彼女と思ったんだよね…
実はね、あの時泣いちゃったんだ…私。
今だから言えるんだけど…ホント、笑っちゃうよね」
ギュッ…
「彩・・・俺、お前だけだから・・・信じて!」
そう言いながら、ずっと抱きしめてくれるヒデ…フフッ
あったかいなっ////
「ヒデ…明日のホテル楽しみだね!」
もちろん、デートもするよね?
食事はどこだろう?
「お前ー・・・俺が真剣に言ってるのに。
今から、お仕置きな!! ニヤッ」
「へッ…////…あっ…あんっ…ダメーッ…んっ…」