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お前と、俺と・・・。
第3章 お前の事…
コンコンッ…
「ヒデー、遅くなってゴメンねー!」
「おう、イヤッそんな遅くないし…」
「どう?勉強の方は…ちゃんと進んでる?」
「まぁまぁな!
わからない時は、中学の時と同じように、純兄に聞い
て教えてもらってるし、大丈夫だよ」
「イヤイヤッ…私にも聞きなよ!
でっ?話って何?」
「あーっ、うんっ・・・お前さ」
コンコンッ…
「飲み物持ってきたよー!」
「あっ、おばちゃんありがとう♪ごめんね、遅くに
お邪魔して、飲み物まで…」
「いいの、いいの!そんな事言わず、ちょこちょこ
いらっしゃいよ。あっ、お菓子もいる?」
「母さん、もういいから!こいつも飯食って来てる
んだからさ、ジュースだけで十分だって」
「ハイハイッ、邪魔者は退散しますから!
じゃ、彩ちゃん、ゆっくりしてってね」
「うん、おばちゃん本当にありがとう」
…バタンッ
「相変わらず、おばちゃん元気だね
…で?何っ??」
「イヤッ、お前さ、今、付き合ってる奴いるの?」
「なっ…なんでよ…/////」
「何でって・・・だから、いるか聞いてんだよ」
「別にいないし…私、男を見る目、ないんだと思う
だからもういいのよ…いつか出来るんじゃないの?」
「それだったらさ、その・・・あれだよ・・・」
「…?」