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お前と、俺と・・・。
第3章 お前の事…
「なぁ、彩・・・俺と、、俺と・・・そのー・・・
付き合わねーか?・・・っていうか、俺と・・・
付き合ってくれないか?・・・」
「……//////」
「彩、聞いてる? 俺はずっと、お前の事・・・
ずっと好きだったの、気付かなかったか?
俺、年下だけど、そんなの関係ないよ!俺はお前が
お前だけが好きなんだ・・・
だからさ、俺と付き合わないか?」
「ヒデ、ちょっと待って!あんた、学生だよ!!
しかも私、教師…あんたが行ってる学校の教師。
そして、あんたはその学校の生徒!
…そんなのダメでしょう!!」
「そんなの、黙ってたら大丈夫だろ!バレないよ」
「ちょっと、ちょっと…そんな簡単な話じゃないよ
ヒデ、あんた自分が未成年って事わかってる?
下手したら、私、犯罪者になっちゃうよ…」
「てかさ・・・結局お前はさ、断ろうとしてる?」
「そんなの、当たり前でしょ!生徒と付き合える
訳ないじゃん!!」
「じゃ、俺が生徒じゃなかったらいいのかよ!?」
「……」
「高校生じゃなかったら、いいのかよ・・・」
「ヒデ…今、ヒデは大事な時なの、わかってる?
純兄や私と同じ高校教師になるんでしょ?
先ずは、大学の事考えようよ…ねっ」
「彩、それなら・・・大学合格したら付き合って!」
「ヒデ、きっとね、今はあんまり考えられないかも
だけど…いつか、必ず5才上の女の事、重たくなって
くる…後悔する時が、必ずくる。
ずっと、好きだったって言ってくれた事、本当に
嬉しかった。
きっと、ヒデには同じ年頃の若い子が似合ってるよ」