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お前と、俺と・・・。
第4章 スタートライン…

「なぁ、俺の事嫌いなら、そぉ言えよ・・・
別に気を使うなよ!そっちの方がキツイぜ」
「ヒデ…私がヒデの事嫌いな訳ないでしょ!!
ただ…」
「ただ?」
5才の年の差は、きっとヒデの気持ちを変えてしまう
今は、熱くなってるだけ…熱が下がれば、また私は
アッサリ振られてしまうんだ。
「そんなに、5才差が気になる?」
ヒデは、私が考えてる事なんてお見通しなんだ
私の顔をじっと見つめて、優しく言ってきた。
「…コクンッ」
「わかったよ・・・」
ヒデは、俯いてしまった
「えっ…」
次の瞬間、顔を上げ
「俺、とにかくしっかり勉強して、教師になるから!
彩に相応しい男になるから・・・5才差なんて思えな
いように、しっかりした男になるから・・・
だから、今、付き合うのは我慢するから・・・
出来れば、4年待っててくれねーか?やっぱ長すぎ?
長いよな、やっぱ無理だよな・・・」
「ヒデ…」
「俺には、お前しかいないんだ。信じられない?
ずっと、お前だけだったんだぜ!信じてもらえない
か?」
「信じるよ…ヒデ、ありがとう」
「なぁ、彩・・・俺、4年我慢する。
だけど、一つだけお願いがあるんだ・・・
さっき、俺の事嫌いな訳ないって言ってくれたよな?
それなら・・・キスさせてくれないか?」
「………//////」

