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お前と、俺と・・・。
第9章 前に進もう…



「母さん、俺ちょっと出てくるわ!」
「わかった、気を付けて…」

車を走らせ、近所のスーパーの駐車場へ


プルルルル… プルルルル…

「純兄?」
「あー、秀、おはよう!」

「おはよう・・・
俺、今から空港に行ってみるから!会えるか
わかんないけど・・・」

「あっ、秀…もうっ、もう行かなくていいよ…」
「えっ・・・何で?」

「あいつ、今帰ってきたよ…早い便に変更出来たん
だって」

「マジッ?・・・そう・・・そうだったんだ・・・
無事だったんだな・・・それなら、よかった・・・」


「あいつ、お見合いするって。
お袋に、お見合いするって言ってた…」

「純兄、どういう事?おばさん、前に言ってたんだぜ
彩から、会わせたい人がいるって言われたって。
だからおばさん、結婚するんじゃないかって・・・
いったい、どうなってんの?」

「それは俺が聞きたいよ…
いったい、どうなってんだ…?」


彩はそれ以来、笑わなくなった。
俺達の前では、必死に作り笑いしている
でも、心から笑う事が…なくなってしまった

俺は…俺は、どうしたらいいんだろう…


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