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お前と、俺と・・・。
第2章 誕生…そして成長
「ヒデ、もう一緒にいるのは今日で終わり!
明日からは、お友達と一緒にいないとダメ!!
学校行くのもそうだよ、わかった?」
「えっ?どうして?なんでボクが一緒にいちゃ
ダメなの?
なんで、そんな意地悪言うの…グスンッ」
「ヒデ、あのね…ヒデはもう小学生になったよね?
小学生になったら、もうお兄ちゃんの仲間入り。
私に引っ付いてばっかりいちゃダメなんだよ!
ちゃんとお友達作って、お友達と遊んで、勉強して
友達と楽しい事いっぱいするんだよ!
私も、友達といっぱい遊んで、いっぱい勉強してるの
純兄もそうだよ!みんな、そうなの。
だから、ヒデもこれからは、私より、友達いっぱい
作らなきゃ…わかった?」
「…グスンッ…わかっ…た…」
「うんっ、よし!!」
あの時は、正直嫌われたと思ったよ。
もう、俺のそばに居るのが嫌なんだと。
まだまだ小さな俺は、そんな事思ってたんだ。