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お前と、俺と・・・。
第2章 誕生…そして成長



小学校高学年になると、俺も男友達と遊んでばっかり
で、女子になんて興味なかった。

俺は、いつまで経っても、何年経っても
ずっとあいつの事だけ想ってた。


その時、あいつは高校生…小学生の俺の事なんて
相手にもしてなかったよな…
まっ、当たり前だけどな。

それでも、俺にはあいつだけだったんだ。

高校二年と小学六年…
誰にも言えない、自分の気持ち。
でも、たった一人、気付いてるヤツがいた。
もちろん、純兄!
俺が小さい時から…イヤッ、生まれた時からずっと
心配してくれてたよな。


学校の帰り道…途中、あいつとバッタリ会ったっけ?

「ヒデー!今帰り?」
「えっ?おぅ、彩・・・今の誰?」

「///あー…うんっ、友達だよ////」
「彼氏?なんだろう・・・」

「へへへッ、バレた?」
「へーっ、やっぱりそうなんだ。それって、みんな
知ってんの?」

「別に自分の口からは、誰にも言ってないけど、純兄
は知ってるよ!」
「あっそ・・・じゃあな・・・」

「ヒデもさ、中学生になったら、彼女なんてすぐ出来
るよ!」
「バッカじゃねーの・・・」

…バタンッ


「なっ、なによ!あいつ、バカだなんてさっ…
いいや! 気にしない、気にしない」


ハーッ、なんで彩ニヤニヤしてんだよ!クッソーッ
イライラする…俺の事、全然眼中にないし。
まっ、小学六年の俺なんて子供だよな。

早く、大人になりたい
早く、彩に追いつきたい

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