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熟女美紗 情交の遍歴
第6章 軋むベッド 情交の館
山は、春にはまだ早かった。
しかし、降り注ぐ日差しは春を感じさせ、目の前に広がる深い谷は、乳白色の春の霞の中に眠っていた。
新鮮な山の空気を胸いっぱい吸って、美紗はまた迎えた「新たな出会い」に身も心もワクワクしていた。
そんな美紗の姿を幸一が眩しそうに見つめる。
一方、パートの美紗が本社勤務になったことが絵里には腑に落ちなかった。
そこに降って湧いた社長と美人パートのスッキャンダル。
なんと相手の名前は「瀬川美紗」。
絵里の好奇心が黙っていなかった。
絵里は二人の顔を見ると、まるで詰問するように言い寄って行った。
「吉沢さん、あなた何屋さん」
絵里のあまりの剣幕に美紗が間に入る。
「どうしたの絵里。吉沢さんに失礼よ」
「あなたは黙っていて。美紗」
「何かあったの絵里さん」
岸川まで戸惑いながら絵里の顔をのぞき込んだ。
「彼は、私たちの社長なのよ」
「社長、吉沢さんが・・・」
岸川にはまだ事情が飲み込めない。
美紗と幸一は、空いた口が塞がらなかった。
どうして絵里が知っているのか・・・・。
「まあまあ、歩きながら話しましょう」
三人は絵里をなだめてようやく山登りをスタートした。
しかし、降り注ぐ日差しは春を感じさせ、目の前に広がる深い谷は、乳白色の春の霞の中に眠っていた。
新鮮な山の空気を胸いっぱい吸って、美紗はまた迎えた「新たな出会い」に身も心もワクワクしていた。
そんな美紗の姿を幸一が眩しそうに見つめる。
一方、パートの美紗が本社勤務になったことが絵里には腑に落ちなかった。
そこに降って湧いた社長と美人パートのスッキャンダル。
なんと相手の名前は「瀬川美紗」。
絵里の好奇心が黙っていなかった。
絵里は二人の顔を見ると、まるで詰問するように言い寄って行った。
「吉沢さん、あなた何屋さん」
絵里のあまりの剣幕に美紗が間に入る。
「どうしたの絵里。吉沢さんに失礼よ」
「あなたは黙っていて。美紗」
「何かあったの絵里さん」
岸川まで戸惑いながら絵里の顔をのぞき込んだ。
「彼は、私たちの社長なのよ」
「社長、吉沢さんが・・・」
岸川にはまだ事情が飲み込めない。
美紗と幸一は、空いた口が塞がらなかった。
どうして絵里が知っているのか・・・・。
「まあまあ、歩きながら話しましょう」
三人は絵里をなだめてようやく山登りをスタートした。