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熟女美紗 情交の遍歴
第6章 軋むベッド 情交の館
その夜、幸一ははじめて美紗を自分の寝室に迎えた。
美紗は幸一の寝室を一通り見回した。
豪華なダブルベッドだ。
「奥様と一緒に寝てたのネ」
「随分前のことだよ」
「随分前。・・・・・私は所詮二号」
「形だけ。中身は空だった」
「形だけか・・・でも」
美紗は部屋中に妻の臭気を感じた。
「よすワ」
美紗は一言吐き捨てるように言って幸一の寝室を出た。
美紗はゲストルームに入るとシャワーを浴び、ベッドに入った。
ベッドに身を横たえてもなかなか眠れかった。
幸一は久美との関係を清算しようとはしない。
どこかにまだ妻に対する執着心が残っているように美紗には思えた。
別に社長夫人の座を狙って安穏とした幸せなど求めていない。
都会の香りのする恋をしたかっただけなのに・・・・・。
幸一がテリトリーの中に囲い込もうとすればするほど、久美の存在がウザイと思った。
しかし・・・・、頭では分かっていても、欲情がうごめく。
手の届くとことに幸一がいる。
立ち上がって窓の外を見ると、海の上に欠けた月が見える。
「月のカケラか・・・・」
美紗はまたあのサザンの歌「LOVE AFFAIR~秘密のデート」を口ずさんでいた。
美紗は幸一の寝室を一通り見回した。
豪華なダブルベッドだ。
「奥様と一緒に寝てたのネ」
「随分前のことだよ」
「随分前。・・・・・私は所詮二号」
「形だけ。中身は空だった」
「形だけか・・・でも」
美紗は部屋中に妻の臭気を感じた。
「よすワ」
美紗は一言吐き捨てるように言って幸一の寝室を出た。
美紗はゲストルームに入るとシャワーを浴び、ベッドに入った。
ベッドに身を横たえてもなかなか眠れかった。
幸一は久美との関係を清算しようとはしない。
どこかにまだ妻に対する執着心が残っているように美紗には思えた。
別に社長夫人の座を狙って安穏とした幸せなど求めていない。
都会の香りのする恋をしたかっただけなのに・・・・・。
幸一がテリトリーの中に囲い込もうとすればするほど、久美の存在がウザイと思った。
しかし・・・・、頭では分かっていても、欲情がうごめく。
手の届くとことに幸一がいる。
立ち上がって窓の外を見ると、海の上に欠けた月が見える。
「月のカケラか・・・・」
美紗はまたあのサザンの歌「LOVE AFFAIR~秘密のデート」を口ずさんでいた。