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熟女美紗  情交の遍歴
第6章 軋むベッド 情交の館 
 幸一は起き上がるとベッドから降りた。

 「ここに立て」

 激しい口調で幸一が命令した。
 美紗がベッドを降りて床に立つと、そのまま床に手を着かせた。
 次第に荒々しくなっていく幸一に美紗は従順すぎるほど従順に従った。
 美紗の体が二つに折れ、逆V字になると、背後から幸一の舌が丸出しの割れ目を舐める。

 「怒ると素敵よ・・・。幸一さん。もっと怒って・・・ウウ」
 「もっと足を開いて、尻を突き出せ」

 温厚な幸一が、いつになく卑猥だ。
 美紗はベッドに手を突き、足を開き、尻を高々と上げた。
 幸一の肉竿がゆっくり挿入される。

 「いいわ、一思いに衝いて、感じちゃう」

 幸一は繋がったままで、美紗を歩かせてパウダールームに入った。
 鏡の中にバックで繋がった二人が写っている。

 「こうしている時の君の顔が見たいんだ」

 幸一は髪の毛を掴んで美紗の顔を上げた。

 「君も良く見るといい」

 久美の使った鏡の中に、幸一の肉竿をくわえて尻を突き出す己の姿を美紗は見た。
 幸一はいつになく激しく、強引に腰を突いて美紗を責めた。

 「ううっ」

 息もつけない快感が美紗を襲う。
 美紗の真っ白な尻が上に下に蠢き、それにあわせて背中が波打った。
 顔を覆おう黒髪が左右に揺れた。
 その黒髪の間に見える鏡の中の顔は喜悦に歪んでいた。

 (ああ負けた。とうとう・・・)
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