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フリマアプリの恋人
第4章 芍薬の涙
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…自分がこんなにもセックスに溺れる人間だとは思わなかった。
いや、むしろ自分は性的に淡白なたちだと思っていたのに…。
何度目の情交か、もはや分からない…。
「…ああっ…達く…!」
清楚な綺麗な唇から淫らな言葉が漏れる。
それを見つめながら、柊司も達した。
「…くっ…!」
まだ離したくなくて、達したのちも緩やかに抽送を繰り返す。
…澄佳は達すると、ほんのしばらくの間だが、意識を失うことも、分かった。
無防備に、白く華奢な裸体を惜しげもなく晒し、シーツに沈み込む様は、息を飲むほどに美しかった。
…ゆっくりとつながりを解く。
「…ああ…」
無意識に喘ぎ、美しい眉が苦しげに寄る。
柊司の牡が抜かれると、澄佳の濡れた珊瑚色の花弁が僅かに痙攣し…奥から透明なとろりとした花蜜が滴り落ちた。
…楚々とした聖女とも言うべき清らかな美貌のひととは思えぬほどに、妖艶な痴態であった。
白い頬は薄桃色に染まり…柊司が散々貪った可憐な唇はぽってりと腫れ上がり濡れていた。
淫らな…例えようもなく美しい姿に、思わず掻き抱かずにはいられない。
…このまま…このひとに溺れてゆくのだろうか…。
恋情と欲情の炎に焼かれながら…。
…けれど、それも良いのではないかと柊司は思った。
…この美しいひとに囚われ…ともに堕ちてゆけるのならば…。
薄く微笑みながら柊司は、愛おしい恋人の唇を狂おしく奪い…再び身体を重ねるのだった…。
いや、むしろ自分は性的に淡白なたちだと思っていたのに…。
何度目の情交か、もはや分からない…。
「…ああっ…達く…!」
清楚な綺麗な唇から淫らな言葉が漏れる。
それを見つめながら、柊司も達した。
「…くっ…!」
まだ離したくなくて、達したのちも緩やかに抽送を繰り返す。
…澄佳は達すると、ほんのしばらくの間だが、意識を失うことも、分かった。
無防備に、白く華奢な裸体を惜しげもなく晒し、シーツに沈み込む様は、息を飲むほどに美しかった。
…ゆっくりとつながりを解く。
「…ああ…」
無意識に喘ぎ、美しい眉が苦しげに寄る。
柊司の牡が抜かれると、澄佳の濡れた珊瑚色の花弁が僅かに痙攣し…奥から透明なとろりとした花蜜が滴り落ちた。
…楚々とした聖女とも言うべき清らかな美貌のひととは思えぬほどに、妖艶な痴態であった。
白い頬は薄桃色に染まり…柊司が散々貪った可憐な唇はぽってりと腫れ上がり濡れていた。
淫らな…例えようもなく美しい姿に、思わず掻き抱かずにはいられない。
…このまま…このひとに溺れてゆくのだろうか…。
恋情と欲情の炎に焼かれながら…。
…けれど、それも良いのではないかと柊司は思った。
…この美しいひとに囚われ…ともに堕ちてゆけるのならば…。
薄く微笑みながら柊司は、愛おしい恋人の唇を狂おしく奪い…再び身体を重ねるのだった…。
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