この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
御主人様のお申し付け通りに
第12章 一緒にすんな
「私…私ね…永田の事、本気で好きって…元旦那に伝えようとしたら…今の私を見てね…元旦那に、永田を好きなんだって…気付かれたの。…永田を好きって、隠しきれないくらいの気持ちが…表面に出てるって…だから雰囲気が柔らかくなったって…言われたの…」
泣きながら伝えた。
私でもね、この歳になってでも、他人によって良いふうに変われるんだなぁって思った。
口先で偉そうな言葉は言っても。
甘えてる。
一人じゃ、何も出来ないんだって事も。
分かった。
永田の言葉が心に染みていくからこそ、雰囲気が柔くなっていってるんだって。
私にとって、永田の存在は、大きいって。
改めて、感じたの。
「謝るしかないもん…謝るしか…。ごめんなさい…ごめんなさい。私、永田に嫌われたくないよ…ごめんなさい。大好きって…やっと本気で気が付いたのに…ごめんなさい…」
こうやって、永田の事で自然に涙が出ちゃうのも、大好きなんだって、証拠なんだって、分かって欲しい。
「永田ぁ…好きだよぉ…もう二度と嘘付かないから…絶対約束するから…」
永田は私に背を向けたまま。
「俺は今日、おまえの荷物をリサイクル業者に預けたり、おまえの残りの荷物を片付けたり、一人でやってたんだ…」
永田は拳を握り締めていた。
泣きながら伝えた。
私でもね、この歳になってでも、他人によって良いふうに変われるんだなぁって思った。
口先で偉そうな言葉は言っても。
甘えてる。
一人じゃ、何も出来ないんだって事も。
分かった。
永田の言葉が心に染みていくからこそ、雰囲気が柔くなっていってるんだって。
私にとって、永田の存在は、大きいって。
改めて、感じたの。
「謝るしかないもん…謝るしか…。ごめんなさい…ごめんなさい。私、永田に嫌われたくないよ…ごめんなさい。大好きって…やっと本気で気が付いたのに…ごめんなさい…」
こうやって、永田の事で自然に涙が出ちゃうのも、大好きなんだって、証拠なんだって、分かって欲しい。
「永田ぁ…好きだよぉ…もう二度と嘘付かないから…絶対約束するから…」
永田は私に背を向けたまま。
「俺は今日、おまえの荷物をリサイクル業者に預けたり、おまえの残りの荷物を片付けたり、一人でやってたんだ…」
永田は拳を握り締めていた。