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御主人様のお申し付け通りに
第13章 開かずの間
…頬に指の感触?

…フニャフニャして温かいクッション?

このクニャっとした突起物は何だかな?

私は手を伸ばして、摘まんでみる。

クニャって?

私は目を開けて、見上げると永田の顔。

永田の顔!?

じゃ、その、あの、この指で摘まんでるのって…。

「今はまだ柔らかいから、できんぞ」

チッ!…チンチン?!

激チンーーーーン…

マジに白目むくわ。

「唐揚げ、美味しかった。ご馳走さま」

ニッコリ優しく微笑む永田。

だから、その表情やめなさいって。

似合わないって。

恥ずかしいなぁ、全く。

と、誉められて戸惑って赤面中。

「帰って来たら寝てたもんだから、思わず膝枕してやりたくなったんだよ」

私の口唇に触れて、何をするかと思いきや、ヨダレを拭き取った。

わ、私とした事が!!

慌てて起き上がろうとするけど、

「まぁ、まだ寝とけって」

と横にされる。

「やだ、もういいの」

「いいから、寝とけって」

やだよ、だって永田の股間の相棒が私の頬に触れて囁くんだもの。

触って~ッ!触って大きくして~ッ!って。

「なぁ、おまえ。唐揚げなんておまえに取ったら高度な技術だろ?それを俺に見せつけて、女アピールでもしてんの?私でも出来る!だとか思わせたかったとか?」

バ…バレてる!!!

「何でそんな、ひねくれたモノの言い方すんのさ!」

いや、何で私の意図が分かってしまうんだ!!!
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