この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御主人様のお申し付け通りに
第5章 勝手にしろ
また別れた旦那からメールが入る。

「今夜、会えない?」

永田との約束。

私は永田のキスで、もう会わないと決めたの。

だから、ごめんなさい。

「今夜はごめんなさい」

と返事をすぐに返す。

その3日後も、メールが入る。

「今夜はどう?」

私はすぐにメールで返事を返す。

「今夜は調子が悪くて、ごめんなさい」

一週間後、電話が掛かってきて無視をした。

翌日になると、また携帯電話の着信音が鳴る。

さすがに続けて無視はできない。

慌てたふりして、アパートの庭先で電話に出る。

「もしもし?」

「もしもし?体調はどうなの?」

疑われる事もなく、私の心配。

「うん、こないだはごめんね。胃の調子がおかしくて寝込んでた」

「おいおい、胃薬は飲んだのか?」

「ちょっと、昼ご飯のフライものが当たったかもねって感じ。今は平気だよ」

「うん、ならいいけど。今夜、会えない?」

きた。

やっぱり、お食事のお誘いだよ。

「トシコに話したい事があってさ」

「え?何なに~っ?」

どうしよう、話したい事だなんて。

私なんかに何の話があるのかな。

「結構、大切な話なんだよね。俺はそれをどうしてもトシコに一番に伝えたくて」

なんだろう。

ちょっとだけ気になるな。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ