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御主人様のお申し付け通りに
第7章 俺と住め
バスタオルを巻いて部屋に入る。

永田はカーテンを閉めて、腕組みをしてキツイ目をする。

「とりあえずキスしろ」

命令口調で、偉そうに言う。

キスしたいって普通に言えっての。

私はニヤニヤしながら永田に近寄った。

「このキスで、もう前の旦那には会わないって絶対誓うよ」

私は見上げて言った。

「次、約束やぶったらどうする?」

永田の問い掛けに、

「ブッ飛ばしていいよ」

先に言ってやる。

「ニヤニヤしやがって、苛つくんだよ」

そう言って永田はグッと肩を引き寄せて、私の口唇を激しく塞いだ。

舌が口の中を激しく掻き回して、歯茎も口裏もしっかりナメられてる。

「んぅぅ…」

ダメだ…やっぱり…コイツのキス…

私は片目をうっすら開けると、永田はすっごいキモチよさそうな顔していた。

「っう…ん…」

溶ける…足がもう…力が入らない。

よろけそうになると、

「ええっ!な、何!?…」

私をまたグイッと、まさかのお姫様抱っこ?!

で、ドカッ!…

ベッドへと投げ捨てやがった、コイツ!
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