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御主人様のお申し付け通りに
第8章 これが俺の洗礼だ
ふわっ…ふわっ…ふわっ…

敷き詰められた風船の中で、身体全体で飛び跳ねてる感じ。

「…んっ…んんっ…あっ…あぁっ…」

私は絡まった指先ごと、永田の頬に触れる。

「…永田にお願いがあるの…」

「…またか?…」

「永田と住んでもいい?」

……。

永田の動きが、一瞬止まった。

「ダメ?」

「…何度も言ってんだろが…おまえの住む場所は、俺の家しかないって…」

私はうなずいた。

今ね、やっと自分で理解できた事があるの。

いつも、コイツの言いなりに行動しちゃうのも。

いつも、コイツの視線を外せないのも。

「永田っ…」

キスして欲しい。

…チュッ…

そう思ったら、キスしてくれて。

いつも、真剣な目を向けてくれる永田を私は…。

「気安く呼ぶな…」

永田は私の肩に頭を乗っけて、睨み付ける。

そして、そのまま腰を動かしながら、奥へ奥へと私の中へ入り込んでくる。

「…はっ…はっ…はっ…」

「…好き…」

永田を好きだという事が、永田の洗礼でやっと理解できた。

「…あぁ、ダメだ…もう我慢できない…」

私はギュッと永田に、隙間すらないくらいに密着した。

「…やめろ…締まるから、イクだろが…」

そう言われて、また更にギュッギュッとわざと脚を巻き付けた。

「んっ…キツイ…あぁマジにヤバイ…」

永田の息が荒くなって、激しく一気に腰をパンパン動かし、苦しそうな顔をする。

その表情に、私も一気に感じてしまって、息が荒くなって、

「あぁん…あんあんあん!…いいよ…イッて…」

「…くっ…はぁ!はぁ!はぁぁっ…!…イクイクっ!…イクぞ俺っ…んんんっっ!」

永田は慌てて、アレ取り出して、私のお腹に射精させた。
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