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白い指先と甘い吐息
第4章 重なり合う時間(とき)
慣れないラブホになつみは 
落ち着かず
「お茶入れるね」といって 
コーヒーを入れていると 
後ろから 貴史に抱きしめられた。

「ずっとこうしたかった。
なつみのことばかり考えてた」

貴史が髪にキスをする。

「私もずっと待ってた」

なつみがそういうと
くるりとなつみを振り向かせ
貴史の指がなつみの頬を包み
キスをした。

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