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白い指先と甘い吐息
第4章 重なり合う時間(とき)
「じゃ~次はいつ会えるの?」

なつみはもう待たされたくなかった。

「火曜日なら 数時間でよければ 会える。
週末は 悟がいるから 
今は何とも言えないな。」

「私からメールや電話、してもいい?」

貴史は頷いた。

「いつでも 好きな時にいいよ
接客中は出れないけど
あとで折り返すから」


今のなつみには その答えで充分だった。 

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