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白い指先と甘い吐息
第6章 鮮やかな夏
部屋に戻ると貴史はドレッサーの前にいた。

「こちらへどうぞ」微笑む貴史。

「ふふっ 貴史さんたら。じゃ簡単に乾かすだけお願いします」

貴史の指が地肌に触れると、なつみはそれだけで
ふわふわした気持ちになった。



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