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白い指先と甘い吐息
第7章 不協和音
「可愛い~!!」と思ったその時

中世の貴婦人と鳥・・・なにか美香の頭の中にイメージがふつふつと湧いてきた。

孔雀の鮮やかな艶のあるグリーンや
青い宝石のような気品のカワセミのブルーが
浮かんでは消えていく。

今すぐデッサンに起こしたい。

美香は足早に、休日のマグノリアに向かった。
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