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白い指先と甘い吐息
第7章 不協和音
美香は胸がざわついてて 
立っていられないほど苦しくなった。

激しい鼓動、髪が逆立つような悪寒
鳥肌が立ってこすってもこすっても消えない。


スクリーンの隙間から、震える手で写真をとり 
逃げるように走って家に帰った。
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