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白い指先と甘い吐息
第1章 校門と赤い車
なつみは今まで自分は 
どんな時も理性を失わない人間だと思っていた。

(常識はずれなことは 嫌いだったのに。
今 こんな 淫らな格好の自分がいやらしく 
そしてそれが どうしようもなく気持ちいい)

自分で自分が信じられないまま

貴史の指は 
なつみの太ももへと下がって行った。 
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