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白い指先と甘い吐息
第7章 不協和音
「なつみは俺のどこが好き?」
「えっと、優しくて楽しくて時々すごくエッチだけど、そこも好き」
「すごくはないでしょ?」
「だって、エッチなメールとか電話とか・・・」
「あはは、確かにそう言われればそうかもしれないな」
「貴史さんを見てると母性本能がくすぐられるのは確かだわ」
「でも一番は 貴史さんといると素の自分でいられることかな。そんな私を好きといってくれる 貴史さんを大事にしたいって思ってる」
二人は穏やかな気持ちで東京へ戻った。