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白い指先と甘い吐息
第8章 翳りゆくとき
「店長、今夜飲みに行きませんか?」

いくら美香が誘っても貴史は目を伏せたまま、黙っていた。

貴史は覇気がなく、ほとんど口をきかなくなっていた。


心を凍らせなければ熱い涙があふれてしまうから。

悲しみから逃げる手段がそれしか思いつかなかった。



毎晩貴史は酔って倒れこむように眠り、そして朝、悲しみで目が覚めた。

飛べなくなった鳥のように、ただじっと地面でうずくまっていた。
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