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白い指先と甘い吐息
第1章 校門と赤い車

「おっと、もう 悟が帰ってくる時間だ。
続きはまた。連絡するよ」

そういわれ 我にかえり 
あわてて身支度を整えた。
自分の連絡先のメモを置き 
家庭訪問を終えたなつみであった。
 
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