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白い指先と甘い吐息
第2章 じらされて
それまでは、メールのチェックは
一日に数えるほどだったなつみ。


貴史との出来事があってからは
一時間おきにチェックしているが
なぜか メールがこない。
次の日も次の日も、音沙汰がない。


かといって 悟に尋ねるわけにもいかず 
なつみは悶々としていた。

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